EFRAG、「欧州サステナビリティ報告スタンダード」の原案策定を担当するメンバー発表

11月5日、European Financial Reporting Advisory Group(EFRAG)は、「欧州サステナビリティ報告スタンダード」の原案策定を担当する、サステナビリティに関する専門知識と経験を有する11の専門家ワーキンググループ(EWG)のメンバー構成を発表した。

EWGのメンバーは2021年8月25日に候補者の募集が開始された。メンバーになるための非常に多くの質の高い応募があり、EFRAG理事長のJean Paul Gauzès氏の監督のもと、慎重に検討・分析された。選考の過程では、職業的背景、国籍、性別の最適なバランスを考慮しつつ、候補者募集に記載された特定の分野やトピックに関する高度な専門知識と経験を持つ候補者を特定することに重点が置かれた。

EWGのメンバーは71人であり、スタンダードの基本骨格、気候変動、労働、ガバナンス、中小企業など、グループ別に分けられている。

【参照ページ】
APPOINTED – MEMBERS OF THE EXPERT WORKING GROUPS TO PROVIDE INPUT ON THE DRAFTING OF EUROPEAN SUSTAINABILITY REPORTING STANDARDS

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-4-2

    金融業界の95%のCO2排出は「間接的」:資金提供排出の実態

    3月6日、米信用情報大手のEquifaxが新たなブログを発表し、金融機関の温室効果ガス排出の約95…
  2. 2025-4-2

    サステナビリティの課題と機会 – 財務・ITとの連携が成功のカギ

    2月27日、ERM Sustainability Institute、Salesforce、Glo…
  3. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る