EY、ブロックチェーンを活用したカーボントラッキングのソリューションを提供開始
5月10日、グローバルなプロフェッショナルサービス企業であるEYは、企業がカーボンフットプリントを正確に測定・追跡し、カーボンクレジットの透明性とトレーサビリティを提供することを目的とした、イーサリアムブロックチェーン上で開発された新ソリューション「EY OpsChain ESG」の提供を発表した。
EYのブロックチェーンSaaSプラットフォームでベータ版が提供されている新ソリューションは、製品の排出量をトークン化することにより、企業が現在のCO2ポジションを検証可能な形で実現し報告することを支援する。本プラットフォームは、排出量をトークン化するための業界認証プログラムであるInterWork Alliance for Carbon Emissions Tokensの基準に従って構築されている。
本プラットフォームは、企業の排出量を追跡するだけでなく、排出量を相殺するための自発的なカーボンクレジットの利用に対する信頼の構築も目的としており、不透明さやデータの一貫性の欠如がしばしば問題となる急成長分野にトレーサビリティと検証性を追加している。
【参照ページ】
(原文)EY launches EY OpsChain ESG, to provide a trusted platform for emissions and carbon credit traceability through tokenization
(日本語参考訳)EY、ブロックチェーンを活用したカーボントラッキングのソリューションを提供開始