Carrefour、フランスにEV充電ステーション100基を設置

4月6日、Carrefour(カルフール)は、EV充電ステーション100基設立の目標を達成したと発表した。本目標達成により、フランス全土に850以上の充電ポイント(最大300kW)を持つ、フランス初の端末ネットワークとなった。

カルフールは2022年4月に発足し、100以上のハイパーマーケットに電気充電端末を設置した。2023年末までにさらに200店舗を増やす意向を示している。都市部と農村部の両方でステーションを全国に展開することで、同社はフランスに電気モビリティを導入し、できるだけ多くの人々が100%グリーンエネルギーを利用できるようにすることを支援している。

本目標を達成するため、カルフールはAllegoとDrivecoという2つの主要パートナーと提携した。両社は、充電インフラの構築と運用を担当している。Allegoは過去1年間、カルフールのハイパーマーケットに端末を設置しており、今後12カ月間で100カ所のステーションを新たに開設する予定である。Drivecoはスーパーマーケットへの設置を開始したばかりで、カルフールのヴィール店とエスタレス・マーケット店の駐車場に最初の2つのステーションを開設した。2025年までに、特に中小規模の町に600カ所設置する意向を示している。

本ステーションにより、カルフールは、快適充電(22kW)から急速・超急速充電(50~300kW)まで、あらゆるモビリティに対応した充電サービスをユーザーに提供している(車種により20~60分でフル充電可能)。

カルフールは、ロイヤルティカードまたはCarrefour PASSカード保有者には、1時間分の22kW充電をプレゼントしている。本スキームでは、最初のステーションがオープンして以来、すでに65,000時間以上の充電が利用者に無償で提供されている。

【参照ページ】
(原文)CARREFOUR ÉNERGIES NOW HAS 100 ELECTRIC VEHICLE CHARGING STATIONS IN FRANCE
(日本語参考訳)カルフール・エナジー、フランスにEV充電ステーション100基を設置

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る