ZARA、中古市場へ参入 「Pre-owned」サービスを開始
- 2022/11/17
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- ESG, カーボンフットプリント, リサイクル
11月3日、Zaraは環境への影響を軽減するため、英国の買い物客がZaraで購入した衣料品を転売、修理、寄付できるよう支援するサービスを開始する。
本サービスは、Zaraが転売や修理に乗り出す最初のステップとなるもので、買い物客はオンラインまたは店舗で修理の予約や不要な商品の寄付をしたり、不要になったZaraの商品をオンラインで販売するために投稿することができる。
出品者は、ZARAが提供する詳細な商品情報とともに商品の写真を撮影する。販売プラットフォームは、ZARAのウェブサイトとアプリで運営され、支払いはStripeのシステムで処理される。売買が成立すると買い手の情報が伝えられ、売り手から商品が送られる。
本サービスは、当初は収益性が見込めないことが判明している。Zaraのサステナビリティ責任者であるPaula Ampueroは、「現段階では、このプラットフォームは、顧客が衣類の寿命を延ばし、より循環的なアプローチを取るためのツールとしてのみ考えられている。」と述べている。
Zaraは、レンタル、再販、修理に手を出す多くの小売業者の仲間入りをした。業界がその高いカーボンフットプリントに対する批判に直面し、買い物客が資源の再利用やリサイクルを可能にする、より環境に優しい「循環型」の選択肢を求めているためである。
【参照ページ】
(原文)Zara enters resale market with Pre-owned service
(日本語訳)ZARA、中古市場へ参入 「Pre-owned」サービスを開始