ダイドードリンコ、CO2削減目標を策定。2050年までに自販機ビジネスのCNを目指す

1月14日、ダイドードリンコは脱炭素社会への貢献に向けた「CO2排出削減目標」を策定したことを発表した。2030年までに自社排出(Scope1・2)におけるカーボンニュートラルの実現を、2050年までに自販機ビジネスにおけるカーボンニュートラルを目指す。

2030年目標の対象は、ダイドードリンコ、ダイドービバレッジサービス、ダイドービジネスサービスの自社排出量。これに加え2050年目標ではダイドービバレッジサービスによるオペレーション自販機のCO2排出量(Scope3)が対象となる。

同社は、2022年1月21日からスタートする「中期経営計画2026」において、CO2排出削減目標の達成に向けた主な取り組みとして、「スマート・オペレーションの推進による車両の削減」「省エネ車両の導入」「自販機設置オーナーとのパートナーシップによるCO2排出削減の取組み」「省エネ自販機の拡大」「従業員の意識向上と自主的活動の推進」を展開する。

業務プロセスの変革やパートナーシップの推進・従業員の参画によりCO2削減に向けた取り組みを強化することで、企業の持続的成長と持続的社会の実現するサスティナビリティ経営を加速させていくとしている。

【参照ページ】
脱炭素社会への貢献に向けた「CO2排出削減目標」を策定

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. 2024-4-18

    オーストラリア裁判所、グリーンウォッシュ訴訟でバンガードに有罪判決

    3月28日、オーストラリアの連邦裁判所は、バンガード・インベストメンツ・オーストラリアが、同社のE…
  2. 上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    2024-4-15

    上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    4月に発表した、投資データ・リサーチプロバイダーであるMSCIの新しいレポートによると、世界の上場…
  3. SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    2024-4-15

    SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    4月9日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ(SBTi)は、企業の環境持続可能な行動を気候変…

アーカイブ

ページ上部へ戻る