財務省、クライメート・トランジション・ボンド第1弾を発行

2月14日、財務省は「GX推進戦略」の一環として、クライメート・トランジション・ボンドの初回債を7,995億円発行した。年限は10年で、表面利率は0.7%。

「GX推進戦略」では、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、日本の温室効果ガス(GHG)排出削減を支援するための持続可能な技術等に対して、今後10年間で150兆円の投資動員を目指している。

また、10年間で20兆円発行されるクライメート・トランジション・ボンドは、第2弾として2月27日に年限5年で8,000億円程度発行される予定である。

本国債の応募額は2兆3,212億円であり、応募者利回りは0.740%となった。

【参照ページ】
(原文)10年クライメート・トランジション利付国債(第1回)の入札結果(令和6年2月14日入札)

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