財務省、クライメート・トランジション・ボンド第1弾を発行

2月14日、財務省は「GX推進戦略」の一環として、クライメート・トランジション・ボンドの初回債を7,995億円発行した。年限は10年で、表面利率は0.7%。

「GX推進戦略」では、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、日本の温室効果ガス(GHG)排出削減を支援するための持続可能な技術等に対して、今後10年間で150兆円の投資動員を目指している。

また、10年間で20兆円発行されるクライメート・トランジション・ボンドは、第2弾として2月27日に年限5年で8,000億円程度発行される予定である。

本国債の応募額は2兆3,212億円であり、応募者利回りは0.740%となった。

【参照ページ】
(原文)10年クライメート・トランジション利付国債(第1回)の入札結果(令和6年2月14日入札)

関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-4-2

    金融業界の95%のCO2排出は「間接的」:資金提供排出の実態

    3月6日、米信用情報大手のEquifaxが新たなブログを発表し、金融機関の温室効果ガス排出の約95…
  2. 2025-4-2

    サステナビリティの課題と機会 – 財務・ITとの連携が成功のカギ

    2月27日、ERM Sustainability Institute、Salesforce、Glo…
  3. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る