イーストマンケミカル、約1,700億円のクレジットファシリティをサステナビリティ目標と連動

イーストマンケミカル、約1,700億円のクレジットファシリティをサステナビリティ目標と連動

世界的な化学・特殊素材企業であるイーストマン・ケミカル社は、15億ドル(約1,700億円)の5年間のクレジットファシリティを修正・延長したと発表した。このクレジットファシリティでは温室効果ガス(GHG)排出量の削減、プラスチック廃棄物のリサイクル、および専門職や管理職に占める女性の割合の増加に関する同社の実績に連動する価格設定が行われている。

サステナビリティ・リンク・ローン/ボンドは、サステナビリティ・ファイナンスの新たな形態であり、発行体が特定のサステナビリティ・ターゲットを達成した場合に利息などが支払われる。

今回の変更点は、イーストマン・ケミカル社が最近発表したESG目標に沿ったもの。昨年末同社は、2030年に向けた一連のサステナビリティに関するコミットメントを発表し、その中にはスコープ1+2のGHG排出量の絶対量を3分の1に削減すること、2050年までにカーボンニュートラルを実現すること、分子レベルのリサイクル技術を用いて年間5億ポンド以上のプラスチック廃棄物をリサイクルすること、社内のすべてのレベルでジェンダーパリティを達成することなどが含まれている。

【参照ページ】
(原文)Eastman Links $1.5 Billion Credit Facility Pricing to Emissions, Plastic Waste, Diversity Performance
(日本語訳)イーストマンケミカル、15億ドルのクレジットファシリティの価格設定をサステナビリティパフォーマンスと関連付け

関連記事

“導入事例へのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-16

    SSBJ公開草案の重要ポイント解説:今後の気候変動の情報開示はどう動くか

    2024年3月29日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が国内のサステナビリティ開示基準の草案…
  2. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  3. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…

ピックアップ記事

  1. 2024-5-21

    人口戦略会議、全国の地方自治体の「持続可能性」について分析

    4月22日、民間団体・人口戦略会議は「地方自治体「持続可能性」分析レポート」を公表。昨年12月に公…
  2. 2024-5-21

    金融庁、主要国のサステナビリティ情報の開示・保証について報告書を発表

    4月17日、金融庁は「主要国のサステナビリティ情報等の開示・保証の動向に関する調査」をEY新日本有…
  3. 2024-5-16

    CEO半数以上がサステナビリティの優先順位が高いと回答(EY調査)

    5月7日、EYの調査によるとサステナビリティと気候変動に関する課題は、グローバルの経営層の間で再び…
ページ上部へ戻る