3月16日、銅のサステナビリティ認証「Copper Mark」は、認証取得事業所の世界銅採掘量カバー率が25%を突破したことを発表した。
銅、モリブデン、ニッケル、亜鉛の生産者が責任ある行動をとるための保証枠組みである「Copper Mark」が、新たに3事業所に付与された。これにより、Copper Markは39事業所に付与されたことになる。新たに加わったのは、以下の3事業所である。
- チリ、Codelco’s División El Teniente
- スウェーデン、Boliden Mineral AB (Rönnskär)
- チリ、Lundin Mining’s Distrito Candelaria
39 拠点を合わせると、世界で採掘される銅の25%以上を生産していることになり、銅をはじめとする金属業界全体に責任あるビジネスと持続可能な生産基準を推進するというCopper Markの使命が大きく前進したことになる。
Copper Markはまた、鉱山、製錬所、精錬所、総合事業所を含む50以上の銅事業所が参加するという節目を迎え、銅のサプライチェーン全体から責任ある行動規範を推進することへの賛同が高まっていることを浮き彫りにしている。また、銅以外の8事業所が参加し、うち2事業所はすでにモリブデンマークを取得している。
【参照ページ】
(原文)Over 25% of global mined copper now produced by Copper Mark-awarded sites
(日本語参考訳)「Copper Mark」、認証取得事業所の世界銅採掘量カバー率25%を突破