TXNMエナジー、ブラックストーンによる買収合意 地域電力網の成長に長期資本注入へ

5月19日、TXNMエナジーは、ブラックストーン・インフラストラクチャーによって1株61.25ドル、総額115億ドルで買収されることで合意したと発表した。買収後もPNMおよびTNMPは現地運営を維持し、労働契約や従業員体制も現行通り継続される。
この取引は、ニューメキシコ州のクリーンエネルギー移行とテキサス州での需要拡大を支える長期的なインフラ投資を目的としている。PNMは既に電力の3分の2以上を炭素フリー電源で供給し、TNMPは急成長地域でのインフラ拡充を継続中である。
ブラックストーンは、負債の増加なしに全額自己資本で買収を行い、さらにTXNMエナジーの成長支援のために4億ドルの追加出資も行う予定である。
本買収はTXNMエナジー取締役会の全会一致で承認されており、株主と複数の規制当局の承認を経て、26年後半に完了が見込まれている。
(原文)TXNM Energy Enters Agreement to be Acquired by Blackstone Infrastructure
(日本語参考訳)TXNMエナジー、ブラックストーン・インフラストラクチャーによる買収契約を締結