オランダに本拠を置く保険・金融サービス会社であるAchmeaは、2040年までに気候変動に左右されない投資ポートフォリオを、遅くとも2050年までに気候変動に左右されない保険ポートフォリオを目標とするなど、一連の気候変動に関するコミットメントとともに、ネットゼロ保険アライアンス(NZIA)に加入することを発表した。
2021年7月に発足したNZIAは、国連が支援するイニシアチブで、世界最大級の保険会社および再保険会社が集まり、引受およびリスク管理の実践を通じて、温室効果ガスの排出量ネット・ゼロへのグローバルな移行を加速させることを目的としている。このイニシアティブに署名した保険会社は、2050年までに、産業革命以前の水準から最大1.5℃の気温上昇に見合った気候ニュートラルな保険ポートフォリオにすることを約束している。
Achmeaは、NZIAと共同で、PCAF(Partnership for Carbon Accounting Financials)のInsured Emissionsイニシアチブも支援しており、これを通じて保険ポートフォリオのCO2排出量を測定・報告するための基準を開発する予定とした。
【参照ページ】
(原文)Achmea opts for a climate-neutral strategy and joins the Net-Zero Insurance Alliance
(日本語訳)オランダ金融大手Achmea、ネットゼロ保険アライアンス(NZIA)に加入