Normative、新CEOにセバスチャン・ブラン氏を迎え成長加速へ

12月3日 、ESG報告支援を提供するNormativeが、新CEOとしてセバスチャン・ブラン氏を迎えたことを発表した。セバスチャン・ブラン氏は20年以上のテック業界での経験を持ち、これまで数々の企業の成長を主導してきた。今回の任命に伴い、共同創設者のクリスチャン・ロン氏は創設者兼取締役に専念することになる。

Normativeは、拡大を続ける企業サステナビリティ報告指令(CSRD)などのESG関連法規への対応を支援するため、さらなる成長を目指している。セバスチャン氏は、同社の炭素会計およびコンプライアンス分野での業界最前線での地位を維持しつつ、新たな成長段階を導く役割を担う。

スケールアップの専門性を強化

セバスチャン氏は、SkimlinksのCEOとして年間成長率を4年で5%から100%以上に引き上げるなど、企業のスケールアップで成功を収めている。また、2020年以降はオペレーターや取締役、投資家として気候問題にも注力してきた。

ブラン氏は、「気候は私たちの時代で最も重要な課題だと信じている。Normativeの製品や顧客体験を通じて、持続可能な社会の実現に貢献するデータを構築したい」と述べている。

【参照ページ】
(原文)Sebastien Blanc joins Normative as CEO

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-8

    欧州198団体がサステナブルファイナンス規制の骨格維持を要請

    7月1日、欧州持続可能投資フォーラム(Eurosif)を含む198の投資家・企業団体は、EUのサス…
  2. GRI労働関連基準の改訂状況と人的資本開示との対応関係を解説

    2025-7-7

    GRI労働関連基準の改訂状況と人的資本開示との対応関係を解説

    GRI(Global Reporting Initiative:グローバル・レポーティング・イニシ…
  3. 2025-7-7

    ノルウェー政府、2035年に温室効果ガス70〜75%削減目標を提出

    6月26日、ノルウェー政府は、パリ協定の下で2035年に向けた新たな国が決定する貢献(NDC)を国…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る