ClimeCoが「NatureLink」を発表し、ESG市場での影響力を強化

ClimeCoは新しいオンラインツール「NatureLink」を発表した。このツールは、企業、財団、投資家が目標、予算、優先順位に合わせた高品質のネイチャー・ベースド・ソリューション(NBS)プロジェクトを簡単に見つけることを可能にする。

ClimeCoは、気候変動対策の透明性と影響力を向上させるために、この新ツールを開発した。このオンライン質問票は約15分で完了し、地理的およびプロジェクトの種類、カーボンクレジットの使用、望ましい基準とラベル、財務指標、サポートのレベル、追加収益の必要性などの回答に基づいて、最適なプロジェクトとパートナーのリストを生成する。

ClimeCoの副社長エマ・コックスは、「NatureLinkは、NBSが一律の解決策ではないことを理解しており、各ステークホルダーの具体的なニーズに応じた最適なプロジェクトをマッチングすることで、業界全体の課題であるプロジェクト調達プロセスを簡素化し、意味のある環境および財務結果をもたらす」と述べている。

ClimeCoは、NBSに関心のあるすべての関係者に、オンラインフォームを完了しプロジェクト基準と優先順位を共有するよう呼びかけている。


(原文)ClimeCo Creates New Nature-Based Solution Project Matching Tool to Enhance Impact in Crowded ESG Market
(日本語参考訳)ClimeCo、混雑したESG市場でのインパクトを高めるために、新たな自然ベースのソリューションプロジェクトマッチングツールを開発

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…

ピックアップ記事

  1. 2025-9-12

    ISOとGHGプロトコル、温室効果ガス基準を統合へ 世界共通言語の構築目指す

    9月9日、ISO(国際標準化機構)とGHGプロトコルが、既存のGHG基準を統合し、新たな排出量算定…
  2. 2025-9-12

    カリフォルニア州、気候関連財務リスク報告の指針を公表

    9月2日、カリフォルニア大気資源局(CARB)は「気候関連財務リスク開示ドラフト・チェックリスト」…
  3. 2025-9-10

    AI対応液冷データセンター共同開発、テキサスでENGIEとプロメテウス

    9月2日、ENGIEノースアメリカは、サステナビリティ志向のハイパースケールデータセンター開発企業…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る