Indigo AgのカーボンプログラムがMicrosoftに過去最高のカーボンクレジットを提供

6月20日、Indigo Agricultureは、MicrosoftがClimate Action ReserveのSoil Enrichment Protocolに従って検証・発行された40,000のカーボンクレジットを購入することに合意した。これはIndigo Agが個別の購入者に対して提供した最大のクレジット数である。

Indigo Agのカーボンプログラムは、科学的に査読された測定・報告・検証(MRV)能力に基づいており、クレジットの強度・完全性・耐久性を確保している。Microsoftは2030年までにカーボンネガティブを達成する目標に向けて、このプログラムを選択した。

Microsoftのエネルギーおよび炭素除去のシニアディレクターであるブライアン・マーズ氏は「土壌有機物の回復は気候変動の緩和にとって重要であり、Indigo Agとの協力を通じて再生型農業の推進を進める」と述べた。

Indigo AgはMRV能力を活用し、農業食品バリューチェーンの企業がスコープ3排出量を削減し、バイオ燃料用の低炭素強度作物フィードストックを生産することを支援している。これまでにIndigoの持続可能性ソリューションは34万トン以上の温室効果ガス排出を削減し、農業で使用される水の使用量を約720億リットル以上節約した。

【参照ページ】
(原文)Indigo Ag’s Carbon Program to deliver record carbon credits to Microsoft
(日本語参考訳)Indigo Ag のカーボン プログラムがマイクロソフトに記録的なカーボン クレジットを提供

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…
  2. ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    2025-3-31

    ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-3-27

    【GPIF発表】「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」選定結果

    3月11日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、国内株式の運用を委託している運用機関に対…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る