EU市場規制当局、ESG情報開示を重点課題に追加

10月27日、EUの市場規制機関である欧州証券市場庁(ESMA)は、各国の所轄官庁(National Level regulatory authorities、NCAs)と監督上の行動を調整するための重要な手段の一つである「EU戦略的監督上の優先事項(USPs)」のリストにESG開示を追加したことを発表した。

今年初め、ESMAはサステナブルファイナンスロードマップを発表し、急速に台頭・発展するサステナブルファイナンス市場に対応するための優先行動と実施分野を設定した。優先分野には、グリーンウォッシュのリスクへの対応、SFDRの開示要件の見直し、ESG投資商品の設計要件の実施、持続可能性報告基準の開発への貢献などが含まれている。

一方、世界全体の規制当局の流れとして、ファンドで考慮されている実際のESG関連属性、方法論、基準を投資家に伝える明確なルールなしに、「ESG」、「グリーン」、「持続可能」として販売されている投資商品やサービスの普及に関連する問題に対処するために動きもある。

【参照ページ】
(原文)ESMA TO WORK ON ESG DISCLOSURES AS A NEW UNION STRATEGIC SUPERVISORY PRIORITY
(日本語訳)EU市場規制当局、ESG情報開示を重点課題に追加

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