HASIとKKR、米国サステナブルインフラ投資で追加10億ドルを拠出

12月15日、HAサステナブル・インフラストラクチャー・キャピタル(HASI)と投資会社KKRは、共同投資ビークル「CarbonCount Holdings 1(CCH1)」に対し、両社それぞれ5億ドル、合計10億ドルの追加資本コミットメントを行うことで合意したと発表した。CCH1は、米国全土におけるサステナブルインフラ事業向けに長期資金を提供する目的で両社が設立した。
今回の追加拠出と既存のレバレッジ目標を組み合わせることで、CCH1の総投資余力は約50億ドル規模に拡大する見通しだ。投資期間は、すべてのコミットメントが実行される時点、または2027年末のいずれか早い時期まで延長された。
CCH1は2024年5月に設立され、当初は18か月間で米国のクリーンエネルギー資産に共同投資する枠組みとして、両社が各10億ドルを拠出した。2025年6月には、20年固定利付の無担保シニアノート5億9,200万ドルを発行し、投資期間を2026年11月まで延長している。2025年11月までに、再投資分を含め約30億ドルの投資コミットメントを6つの資産クラスで実行した。
(原文)HASI and KKR Commit Additional $1 Billion to CarbonCount Holdings 1
(日本語参考訳)HASIとKKRがCarbonCount Holdingsに10億ドルの追加出資を決定

