Puro.earth、炭素除去クレジットの発行頻度を高める新サービスを開始

1月27日、工学的二酸化炭素除去(CDR)のクレジット発行プラットフォームを運営するPuro.earthは、炭素除去クレジットの発行頻度を高める新たな有料サービス「Puro Issuance Plus」を開始したと発表した。産業規模で炭素除去を行うサプライヤーを対象に、CO₂除去証書(CORC)の発行をより柔軟かつ高頻度で行えるようにする。
新サービスでは、第三者監査と検証が完了した数量に基づき、従来より短いサイクルでの「バッチ型発行」が可能となる。これにより、炭素除去後からクレジットが市場に出るまでの時間が短縮され、サプライヤーは収益化を早めることができる。資金繰りの改善や事業計画の予測可能性向上、市場変化への迅速な対応が期待される。
同社のヤン=ウィレム・ボーデ社長は「市場が成熟するにつれ、量だけでなく発行のタイミングと予測可能性が重要になっている。Puro Issuance Plusは、実際の事業運営に即した形で、炭素除去からCORC発行、そして収益化までの道のりを短縮するものだ」とコメントした。
今回の発表は、サプライヤー向け管理プラットフォーム「MyPuro 2.0」や、デジタルMRV(測定・報告・検証)データを連携する「Puro dMRV Connect API」の公開に続く取り組みで、同社のデジタル基盤をさらに強化するものとなる。データ提出から監査、発行までの工程を効率化しつつ、高い信頼性基準は維持されるという。
Puro Issuance Plusは、1回の監査あたり最低1,000 CORCの発行能力を持つ産業規模のサプライヤーなど、一定の要件を満たす事業者に提供される。将来的なリアルタイム発行モデルを見据えた準備段階としても位置づけられている。
Puro.earthは、100年以上の長期貯留を伴う炭素除去を対象としたクレジット認証で世界をリードする企業。発行されたCORCは、MicrosoftやShopify、Zurich Insuranceなどの企業に購入されている。2021年にはNasdaqが同社の過半数株式を取得し、炭素除去市場の拡大を後押ししている。
(原文)Puro.earth Launches Puro Issuance Plus to Enable Higher Frequency of Carbon Credit Issuance for Suppliers
(日本語参考訳)Puro.earth、サプライヤー向けカーボンクレジット発行の高頻度化を実現するPuro Issuance Plusを発表

