ドイツ連邦金融監督庁、サステナブル投資ファンドのガイドラインを協議

持続可能な投資ファンドのガイドラインをBaFinが協議

8月2日、BaFin(ドイツ連邦金融監督庁)は、サステナブル投資ファンドに関するガイドラインのドラフトを発表した。9月6日までパブリックコメントを募集している。

今回の協議を経て、投資ファンドがサステナブル投資ファンドとして認定されるために必要な3つのオプションが示された。

1. 投資ファンドの75%以上をサステナブル資産に投資しなければならない。
2. 投資戦略に基づくサステナブル投資資産(持続可能性への配慮や持続可能な投資戦略は、投資条件の中でより詳細に説明されなければいけない。)
3. サステナブル・インデックスがパッシブ・インデックスの枠組みの中で運用される場合(ESGインデックスのサステナビリティ観点での特徴を明記する)

【参照ページ】
(原文)Nachhaltige Investmentvermögen: BaFin konsultiert Richtlinie
(日本語訳)持続可能な投資ファンド: BaFinがガイドラインを協議

関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-4-2

    金融業界の95%のCO2排出は「間接的」:資金提供排出の実態

    3月6日、米信用情報大手のEquifaxが新たなブログを発表し、金融機関の温室効果ガス排出の約95…
  2. 2025-4-2

    サステナビリティの課題と機会 – 財務・ITとの連携が成功のカギ

    2月27日、ERM Sustainability Institute、Salesforce、Glo…
  3. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る