欧州委員会、気候変動の目標達成に向けたEU経済・社会の変革を提案
7月14日、欧州委員会は、2030年までに温室効果ガスの純排出量を1990年比で少なくとも55%削減するために、EUの気候、エネルギー、土地利用、交通、税制を適切なものにするための提案パッケージを採択した。欧州が2050年までに世界初の気候変動のない大陸となり、欧州版グリーンディールを実現するためには、今後10年間でこのような排出削減を達成することが極めて重要であるとした。
提案範囲は、EU排出件取引制度(ETS)、加盟国への削減目標割当、土地利用、エネルギー、輸送・交通、税制、国境炭素税に及ぶ。