RightShip、外航船舶の温室効果ガス排出量を測定・報告するツールセットの提供を開始
1月19日、船舶関連商品に特化した第三者リスク評価・デューディリジェンス機関であるRightShipは、船舶関連の温室効果ガス(GHG)排出量を監視、測定、ベンチマークするための新しいツールセット、「Carbon Accounting Reporting Tool」の発売を発表した。
世界の温室効果ガス排出量の3%を占めるとされる海上輸送は、企業がバリューチェーンの持続可能性プロファイルの改善に取り組む中で、ますます厳しく監視されるようになっている。企業の気候変動への影響に対処するための取り組みが、排出量の大部分を占める「スコープ3」の削減にますますシフトしているため、サプライチェーンの脱炭素化は、グローバル企業のサステナビリティにおける主要な焦点だ。
RightShipのカーボンアカウンティングツールセットは、同社の既存のプラットフォームに統合されており、顧客はGHGインサイト、船舶審査、検査データに一箇所でアクセスすることができる。また、本ソリューションは船舶、貨物、航路の種類別フィルター、サプライヤー比較、船舶のパフォーマンス指標をユーザーに提供し、ユーザー側は炭素排出量を評価し、主要な排出量のホットスポットを特定することで、サステナビリティ目標に沿った情報に基づく意思決定を行い、排出量削減策を追求することができる。
【参照ページ】
(原文)RightShip has launched an expanded and enhanced toolset for monitoring, measuring, and benchmarking shipping-related greenhouse gas (GHG) emissions.
(日本語訳)RightShip社、外航船舶の温室効果ガス排出量を測定・報告するツールセットの提供を開始