6月30日、FaureciaとHELLAを統合した世界第7位の自動車技術企業であるFORVIAは、共同でのCO2ニュートラルロードマップがScience Based Target initiative(SBTi)により検証されたと発表した。FaureciaとHELLAは、SBTiの最も野心的な基準に沿って、2045年までに、共にネット・ゼロ・エミッションを達成する予定だ。これまでに世界で20社のみが同じネット・ゼロ・コミットメントを承認されている。
今回承認された目標は以下の通りだ。
①全体的なネット・ゼロ目標:バリューチェーン全体における温室効果ガス(GHG)排出量を、2019年を基準年として2045年までにネット・ゼロにする。
②短期的な目標:スコープ1および2のGHG排出量の絶対量を、2019年を基準として2025年までに80%削減する。また、スコープ3のGHG排出量を2019年を基準として2030年までに45%削減する。
③長期的な目標:スコープ1・2・3のGHG排出量を、2019年を基準として2045年までに90%削減する。
2021年10月に発表されたSBTiネット・ゼロ基準は、科学に基づくネット・ゼロの共通理解を提供し、完全な脱炭素化を求め、世界のあらゆる部門に適用されるものだ。当規格は、消費者、投資家、規制当局に対して、遅くとも2050年までに地球温暖化を1.5℃に抑えるために必要なペースと規模で排出量を削減していることを証明する、強固な認証を企業に提供する。
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【参照ページ】
(原文)FORVIA first automotive company with net-zero target approved by the Science Based Targets Initiative (SBTi)
(日本語訳)FORVIA、SBTiによりネット・ゼロ目標を承認された初の自動車会社に