持続可能な飲料水スタートアップSOURCE Global、Breakthrough Energyらより180億円超の資金調達を実施
7月19日、持続可能な飲料水技術を提供するSOURCE Globalは、ビル・ゲイツが支援するBreakthrough Energy VenturesとベンチャーキャピタルのDrawdown fundの主導で、シリーズDエクイティファイナンスで1億3000万ドル(約180億円)を調達した。
SOURCE Globalの技術は、太陽光と空気のみを用いて飲料水を生成するものだ。同社の特許取得済み「ハイドロパネル」は、太陽光を利用して空気中の純粋な水蒸気を取り込み、飲料水に変換する。本システムはグリッド外で動作し、外部の電力供給源や配管された水インフラを必要とせず、様々な気候や条件下でその場で水を生成することができる。Hydropanelsは、小さなアレイから数千のパネルで構成される水農場まで、様々な規模に対応する。
SOURCE Globalは現在、総額2億7000万ドル(約370億円)の資金を調達し、50カ国で事業を展開している。同社によると、商業用、地域用、消費者用の製品をさらにグローバルに拡大し、高度な再生可能水技術におけるイノベーションを促進する予定だ。
【参照ページ】
(原文)Sustainable Drinking Water Tech Provider SOURCE Global Raises Over $130 Million
(日本語訳)飲料水技術を提供するSOURCE Global、1億3千万ドルを超える資金を調達