2月22日、グローバルな資産運用会社であるロンバール・オディエ・インベストメント・マネージャーズ(LOIM)は、英国の職場年金ファンドであるNestから、気候・環境・社会といった一連のテーマを対象としたグローバルなテーマ株投資マンデートの運用を任されたと発表した。
Nestによると、同年金基金は2030年までにLOIMが運用する戦略で50億ポンド(約9,550億円)を投資することを目指している。
新しいアクティブ運用戦略は、気候変動の緩和と適応、自然資本、繁栄する社会のための社会的動向といった3つの主要テーマに焦点を当てる。
LOIMによれば、新戦略は、ホリスティックIQサステナビリティ・リサーチとアクティブ株式投資チームが、先進国市場と新興国市場において、これらのテーマに沿った投資機会を特定する。LOIMは昨年、持続可能性に焦点を当てたシステム設計・開発会社Systemiqと提携し、エネルギー、土地・海洋、素材など主要な経済システムの変革に焦点を当てた経済転換投資機会を捉えるため、ホリスティック・インベストメント・パートナーズ・プラットフォームを立ち上げた。
【参照ページ】
(原文)NEST to invest £5bn in thematic equity fund by 2030
(日本語参考訳)LOIM、 Nestから9,500億円超のサステナビリティ重視の投資マンデートを獲得