クリーンテック新興企業Rimere、約15億円を調達

クリーンテック新興企業Rimere、約15億円を調達

2月13日、気候ソリューション企業のRimereは、再生可能天然ガス(RNG)プロバイダーのClean Energy Fuelsから1,000万ドル(約15億円)の戦略的投資を受け、メタンと天然ガスをクリーンな水素を含む持続可能な材料に変換するRimereのソリューションを推進することを発表した。

2020年に設立されたRimereのシーケンシャル・ハイブリッド・プラズマ技術は、メタン分子を分解し、よりクリーンな代替物質に再構成する。同社のソリューションには、CO2を排出することなく天然ガスをクリーンな水素と高品質のグラフェンに変換し、RNGを原料として使用する場合は負の炭素強度を達成できるReformerや、天然ガスインフラから流出するメタン排出を抑制するための低コストのソリューションを提供するMitigatorがある。

Rimereによると、同社の技術は、天然ガスの長期的見通しに対するソリューションを提供するもので、既存の広範な天然ガスインフラを利用して、クリーンな水素とグラフェンを供給するインフラにすることも含まれる。

【参照ページ】
Rimere Receives $10 Million Strategic Investment from Clean Energy

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