11月1日、H2B2 Electrolysis Technologies(H2B2)は、再生可能エネルギーのみで稼働する北米最大のグリーン水素製造プラントSoHyCalの建設プロジェクトを発表した。本プラントは1日当たり最大3トンのグリーン水素生産能力を持ち、太陽光発電所からの再生可能エネルギーを使用する予定。
SoHyCalは、再生可能エネルギーと最先端の電解技術を活用し、第一段階ではバイオガスを燃料として日量最大1トンのグリーン水素を製造する。第2段階では太陽エネルギーに移行し、2025年第2四半期までに日量合計3トンのグリーン水素を製造する予定である。これは、年間21万台の自動車、または3万台の市バスの燃料に値する。
H2B2は、SoHyCalプロジェクトのために、カリフォルニアエネルギー委員会(CEC)のクリーン輸送プログラムから396万ドル(約5億円)の助成金を獲得した。この助成金は、サンホアキン・バレーとサンフランシスコ・ベイエリアの水素補給ステーションに供給する、1日最大1トンの100%排出ガスフリー水素の製造支援にも用いられている。
【参照ページ】
(原文)H2B2 Electrolysis Technologies Unveils SoHyCal, the First Operational Green Hydrogen Plant in North America
(日本語参考訳)H2B2、北米初のグリーン水素プラント「SoHyCal」を稼動開始