12月4日、Copenhagen Infrastructure Partners (CIP)は、アジア、中南米、EMEAの高成長中所得市場におけるクリーンエネルギープロジェクトの開発に焦点を当てたGrowth Markets Fund II (GMF II)の立ち上げを発表した。
CIPによると、本ファンドの目標規模は30億ドル(約4,410億円)で、10GW以上の新しい再生可能エネルギー容量を可能にすると予想されている。
CIPによると、中所得国市場からの排出量は今後数十年間で劇的に増加すると予想されており、ネット・ゼロへの道を歩むためには、再生可能エネルギー容量を2030年までに3倍にする必要があるため、この10年間で中所得国市場と新興市場だけでも2兆ドル(約294兆円)近いクリーンエネルギーへの投資が必要となる。
本ファンドは、高成長の中所得市場におけるグリーンフィールドの再生可能エネルギー投資に特化した世界最大のファンドとなり、年間1,000万トン以上の温室効果ガスを削減し、1,000万世帯以上の電力をクリーンエネルギーで賄う可能性があるとCIPは付け加えた。
新ファンドは、洋上および陸上風力、太陽光発電、エネルギー貯蔵、Power-to-Xなどの分野における、大規模かつ複雑なグリーンフィールド再生可能エネルギー・インフラ・プロジェクトへの投資に焦点を当て、高度な経済成長と人口増加、中間層の拡大を背景に、再生可能エネルギー・インフラ投資のための強力なファンダメンタルズを有すると特定された15の高成長中所得国市場を対象とする。選ばれた市場には、インド、ベトナム、フィリピン、メキシコ、南アフリカが含まれる。
CIPは、新しいファンドがすでに50億ドル(約7,350億円)以上の潜在的なコミットメントに相当する開発段階のプロジェクトの多様なポートフォリオを保有しており、ファンドの目標規模をはるかに上回っていると付け加えた。
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(参考記事)Copenhagen Infrastructure Partners launches Growth Markets Fund II with a USD 3 billion target size