投資会社Apollo、Summit Ridgeに約240億円を投資。コミュニティ・ソーラー・プラットフォームの規模拡大を支援
7月13日、世界的なオルタナティブ投資会社であるApolloは、コミュニティ・ソーラーを運営するSummit Ridge Energyに1億7500万ドル(約240億円)を投資し、同社のプラットフォームの拡張と地理的な拡大を支援することを発表した。
コミュニティ・ソーラーは、自然エネルギー市場の中で急速に拡大している分野であり、人々や企業、その他の組織が、従来の電力会社よりも割安な料金で地域の太陽光発電所に加入することで、クリーンなエネルギーを利用できるようにするものだ。 Apollo によると、コミュニティ・ソーラーの設置容量は近年劇的に増加しており、この傾向は今後も続くと予想されている。
2017年に発足したSummit Ridgeは、専用の資金調達プラットフォームを通じて、太陽光エネルギーとバッテリーストレージの分野におけるプロジェクトの開発、買収、資金調達を行っている。立ち上げ以来、総額10億ドル(約1,400億円)以上の恒久的なプロジェクト資本となる2つのジョイントベンチャーを形成し、稼働中または建設中の太陽光発電プロジェクトのポートフォリオを300MW以上に拡大した。2023年末までには、500MW以上の太陽光発電プロジェクトと100MWhの蓄電池プロジェクトを稼動させる予定だ。
今回の発表は、 Apollo が今年2月に開始した持続可能な投資プラットフォームに続くもので、今後5年間で500億ドル(約7兆円)のクリーンエネルギーおよび気候変動関連資本の投入を目標とし、2030年までに1,000億ドル(約13兆円)を超える投入の機会を見出している。
【参照ページ】
(原文)Apollo Funds Announce $175 Million Strategic Investment in Summit Ridge Energy, a Leading Owner-Operator of Community Solar
(日本語訳)Apollo Funds、コミュニティ・ソーラーの大手オーナー・オペレーターであるSummit Ridge Energy社に1億7500万ドルの戦略的投資を行うことを発表