各国首脳、「インド・中東・欧州経済回廊」開発で協力

9月9日、米国、インド、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、フランス、ドイツ、イタリア、欧州連合(EU)の首脳は、グローバル・インフラと投資のパートナーシップに関するG20首脳会議にて、新たなインド・中東・欧州経済回廊の開発に向けて協力することを発表した。2つの大陸間の接続性と経済統合の強化を通じて経済発展を刺激し、持続可能で包括的な経済成長を実現させる。

インド・中東・欧州経済回廊を通じて、欧州、中東、アジアを結ぶ港を経由して結ばれた鉄道による接続性を向上させる。両大陸を商業ハブで結ぶことでクリーン・エネルギーの開発と輸出を促進するとともに、海底ケーブルの敷設でエネルギー・グリッドと通信回線を結び、電力へのアクセスの拡大も見込む。回廊全体では、既存の貿易と製造を促進し、食料安全保障とサプライチェーンを強化することを想定している。

【参照ページ】
(原文)FACT SHEET: World Leaders Launch a Landmark India-Middle East-Europe Economic Corridor
(日本語参考訳)各国首脳、「インド・中東・欧州経済回廊」開発で協力

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-29

    イベントレポート サステナビリティ経営フォーラム2025

    『本質に迫る対話とデータ活用 ~信頼を築く情報開示と戦略の再構築~』 ESG Journal…
  2. 【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2025-10-27

    【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2026年1月からEUでは炭素国境調整メカニズム(Carbon Border Adjustment…
  3. 2025-10-27

    GRIとCDP、環境報告の共通化へ―新マッピングでデータ活用を促進

    10月21日、国際的なサステナビリティ報告基準を策定するGlobal Reporting Init…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る