グリーンランド自治政府、石油探索打ち切りへ

グリーンランド、石油探索打ち切りへ

グリーンランドは、石油とガス探査の新しいライセンス発行を停止し、数十年続いていたグリーンランド遠方の北極海での資源探索を終了した。

デンマークとグリーンランドの公式の地質調査によると、約180億バレルのリスクのない石油がグリーンランドの西海岸沖にあり、グリーンランドの東海岸の海底の下にも大きな堆積物が見込まれている。

グリーンランドの天然資源大臣は、潜在的な石油埋蔵量が多いにもかかわらず、石油採掘の価格が「高すぎる」と見なしている。また、「これは経済計算に基づいていますが、気候と環境への影響の考慮も決定の中心的な役割を果たします」とも述べた。

グリーンランドは国内エネルギー目標として2030年までにクリーンエネルギー使用を100%にすることを掲げている。

【参照ページ】

(原文)Greenland ends decades-long hunt for oil with ban on new licensing

(日本語訳)グリーンランド自治政府、石油探索打ち切りへ

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-6-13

    CSRD改革案に欧州企業が懸念 調査で現場の支持と課題が明らかに

    5月、欧州のNGOであるWeAreEuropeは、CSRD(企業サステナビリティ報告指令)について…
  2. 2025-6-12

    環境省、中小企業の脱炭素化支援へ新指針 – 地域ぐるみで推進

    5月19日、環境省は中小企業の脱炭素経営を推進するための「地域ぐるみでの支援体制構築ガイドブック(…
  3. TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2025-6-11

    TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2024年にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る