山梨県は7月19日、バイオ炭を活用した農地で生産した農作物の認証制度「やまなし4パーミル・イニシアチブ農産物等認証制度」で、現地のみさき食品等に初の認証を付与した。
やまなし4パーミル・イニシアチブとは、世界の土壌表層の炭素量を年間4パーミル増加させることができれば、人間の経済活動等によって増加する大気中の二酸化炭素の増加を実質ゼロにすることができるという考え方に基づく取り組み。
バイオ炭は、炭化させたバイオマスのことであり、分解されにくく大気中の二酸化炭素を削減する効果がある。既に二酸化炭素の吸収法として、日本のJクレジット制度の対象にもなっている。