グリーンボンドの効果開示を後押し、環境省が事例集を公表

5月29日、環境省は「グリーンボンドインパクトレポーティング事例集」を公表した。グリーンファイナンス市場の拡大と質の向上を目指し、「グリーンファイナンスに関する検討会」での議論や、発行体・投資家・関係者へのヒアリング結果を踏まえて取りまとめたものだ。
グリーンボンドのインパクトレポーティングとは、対象プロジェクトによる環境改善効果を発行体が算定・報告する手続である。投資家はこれを通じて、投資による効果を継続的に確認できる。事例集では、発行体の負担に配慮しつつ、投資家の投融資判断やエンゲージメントに役立つ開示の工夫を整理した。
国内市場では、指標の定義や算定方法、プロジェクト範囲、リファイナンス割合、グリーンボンドの貢献度などの明確化が課題とされている。事例集は、INPEX、旭化成、丸井グループ、日立製作所、東京都などの事例を掲載し、発行体、投資家、その他ステークホルダーがインパクトレポートを活用するための参考情報を示している。
原文:「グリーンボンドインパクトレポーティング事例集」の公表について
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