4月18日、インパクト検証スタートアップであるBlueMarkは、S&Pグローバルが主導するシリーズA資金調達ラウンドで、1,000万ドル(約13億円)を調達したと発表した。本資金調達は、BlueMarkがアジアに焦点を当て、業界や地域を超えてプレゼンスを拡大していることに伴うものである。
2020年に設立されたニューヨークのBlueMarkは、インパクト投資コンサルタント会社Tidelineからスピンオフした会社で、インパクト投資のプロセスに説明責任と信頼をもたらすことを目的として設立された。同社は、投資家や企業に対して独立したインパクト検証サービスを提供しており、投資家のインパクト戦略の実行に必要な方針、ツール、プロセスを含むインパクトマネジメントの実践や、インパクト報告の完全性・信頼性の分析も行っている。
現在までに、BlueMarkは投資家のために125の検証を完了し、2,060億ドル(約27兆円)のインパクト資産運用を網羅している。
本資金調達ラウンドには、S&Pグローバルに加え、テマセク・トラスト・キャピタルのファミリーオフィスであるBlue Haven Initiative、Gunung Capital、Tsao Family Officeが新たに参加した。また、既存の投資家であるフォード財団とRadicle Impactも参加した。
【参照ページ】
(原文)BlueMark Raises $10 Million in Series A to Accelerate Adoption of Its Market-Leading Impact Verification Services, Benchmarks, and Analytics
(日本語参考訳)インパクト検証スタートアップBlueMark、約13億円の資金調達