ERMとSalesforce、脱炭素社会の実現に向けたソリューションとサービスの提供で提携

2月15日、サステナビリティアドバイザリーのERMとCRMソリューションプロバイダーのSalesforceは、脱炭素社会に向けたソリューションとサービスを提供するための新たなパートナーシップの締結を発表した。

ERMは、事業やバリューチェーンにおける計画立案・目標設定・戦略の実施から、報告・開示要件のサポートまで、脱炭素化戦略を加速・促進するためのサービスを顧客に提供する。

Salesforceの温室効果ガス排出量データ追跡・分析・報告ソリューション「Net Zero Cloud」は、企業が二酸化炭素排出量を削減するために、信頼できる環境データを追跡・分析・報告する機能を備えた、環境への影響を360度把握できるプラットフォームを提供している。Salesforceは昨年、最新バージョンであるNet Zero Cloud 2.0をグローバルに展開し、二酸化炭素排出量の予測や、ネット・ゼロへの最短経路を見つけるための「what-if」分析、SBTi (Science Based Targets initiative) に沿った目標設定、サプライチェーン全体のスコープ3排出量追跡を可能にしている。

ERMは新しいパートナーシップのもと、グローバルTier1パートナーとして、Net Zero Cloudを活用した顧客のライフサイクルにわたるエンドツーエンドの脱炭素化サービスを提供する。

【参照ページ】
(原文)ERM establishes partnership with Salesforce to help organizations achieve net zero
(日本語参考訳)ERMとSalesforce、脱炭素社会の実現に向けたソリューションとサービスの提供で提携

関連記事

サスティナビリティ情報開示の潮流へのリンク

ピックアップ記事

  1. SBTi、気候目標の基準設定と検証部門を分離し、信頼性を高める

    2023-9-20

    SBTi、気候目標の基準設定と検証部門を分離し、信頼性を高める

    9月13日、企業の環境サステナビリティ行動を気候変動の抑制という世界的目標に合致させることに焦点を…
  2. EU委員会、すべての金融商品にサステナビリティに関する開示を義務付けることを検討

    2023-9-20

    EU委員会、すべての金融商品にサステナビリティに関する開示を義務付けることを検討

    9月14日、EU委員会は、持続可能な金融情報開示に関するコンサルテーションを開始すると発表した。 …
  3. マース、2030年までにバリューチェーン全体で排出量半減を約束

    2023-9-19

    マース、2030年までにバリューチェーン全体で排出量半減を約束

    9月14日、スナック菓子、食品、ペットケア製品を提供するマースは、2030年までにバリューチェーン…

アーカイブ

ページ上部へ戻る