2月15日、サステナビリティアドバイザリーのERMとCRMソリューションプロバイダーのSalesforceは、脱炭素社会に向けたソリューションとサービスを提供するための新たなパートナーシップの締結を発表した。
ERMは、事業やバリューチェーンにおける計画立案・目標設定・戦略の実施から、報告・開示要件のサポートまで、脱炭素化戦略を加速・促進するためのサービスを顧客に提供する。
Salesforceの温室効果ガス排出量データ追跡・分析・報告ソリューション「Net Zero Cloud」は、企業が二酸化炭素排出量を削減するために、信頼できる環境データを追跡・分析・報告する機能を備えた、環境への影響を360度把握できるプラットフォームを提供している。Salesforceは昨年、最新バージョンであるNet Zero Cloud 2.0をグローバルに展開し、二酸化炭素排出量の予測や、ネット・ゼロへの最短経路を見つけるための「what-if」分析、SBTi (Science Based Targets initiative) に沿った目標設定、サプライチェーン全体のスコープ3排出量追跡を可能にしている。
ERMは新しいパートナーシップのもと、グローバルTier1パートナーとして、Net Zero Cloudを活用した顧客のライフサイクルにわたるエンドツーエンドの脱炭素化サービスを提供する。
【参照ページ】
(原文)ERM establishes partnership with Salesforce to help organizations achieve net zero
(日本語参考訳)ERMとSalesforce、脱炭素社会の実現に向けたソリューションとサービスの提供で提携