2月15日、英国の保険・資産企業であるAvivaは、森林保護団体Woodland Trustに1,000万ポンド(約16億円)を寄付した。自然を基盤とした炭素除去プロジェクトの実施を支援し、Avivaのサステナビリティ目標に寄与する。
今回の寄付により、AvivaはWoodland Trustと提携し、森林の創出や泥炭地の再生を通じて、炭素除去や生物多様性の改善を目指す「ウッドランド・カーボン・スキーム」を実施する。
本寄付金は、Woodland Trustの「ヒーロー」サイトでのプロジェクトを支援する。プロジェクトには、スナイゾホルムでの森づくりによる炭素隔離、ランカシャー州スミチルズの泥炭地の復元、ノーフォーク州グリーンファームの野生動物のための新しい森づくりプロジェクトが含まれる。
Avivaは、本寄付により100年間で推定33万トンの炭素を貯蔵でき、2040年までにネット・ゼロにするという同社の目標に近づく。同時に、本寄付は自然ベースのソリューションを用いて大気中から炭素を取り除くために1億ポンド(約160億円)を充てるという公約の一部を構成する。
【参照ページ】
(原文)Aviva becomes a Carbon Partner of the Woodland Trust with a £10m donation
(日本語参考訳)Aviva、炭素除去プロジェクト支援のために約1.6億円を寄付