気候会計プラットフォームPersefoni、約72億円を調達

気候会計プラットフォームPersefoni、約72億円を調達

8月11日、気候管理・会計プラットフォーム(CMAP)プロバイダーのPersefoniは、5,000万ドル(約72億円)を調達したと発表した。また、AIに特化したCMAP製品「PersefoniGPT」の発売も発表した。

2020年に発売されたPersefoniのSaaSプラットフォームは、企業や機関投資家がカーボンフットプリントの測定、分析、計画、予測、報告を行うことを可能にする。新たなシリーズC-1資金調達ラウンドは、2021年10月の1億100万ドル(約146億円)のシリーズBラウンドを含め、同社の調達資本を1億5,000万ドル(約218億円)以上に増加させる。

Persefoniによると、PersefoniGPTの発売は、最近のAIトランスフォーマーモデルにおけるブレークスルーに続くもので、同社のAIポートフォリオモデルの拡大を可能にする。新しいGPT製品は、ユーザーの炭素会計業務の効率化を支援することを目的としており、データの照会、計算の選択、プラットフォームの使用方法の学習、リアルタイムのサポートを受けるなどの機能を実行しやすくしている。

【参照ページ】
Leading Climate Tech Company, Persefoni, Announces $50 Million Series C1 and Next AI Advancement

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-6-13

    CSRD改革案に欧州企業が懸念 調査で現場の支持と課題が明らかに

    5月、欧州のNGOであるWeAreEuropeは、CSRD(企業サステナビリティ報告指令)について…
  2. 2025-6-12

    環境省、中小企業の脱炭素化支援へ新指針 – 地域ぐるみで推進

    5月19日、環境省は中小企業の脱炭素経営を推進するための「地域ぐるみでの支援体制構築ガイドブック(…
  3. TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2025-6-11

    TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2024年にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る