EPA、2023-2025年までの新再生可能燃料基準を発表

EPA、2023-2025年までの新再生可能燃料基準を発表

6月21日、米環境保護庁(EPA)は、2023-2025年におけるセルロース系バイオ燃料、バイオマス由来ディーゼル(BBD)、先進バイオ燃料、再生可能燃料全体のバイオ燃料の数量要件と関連割合基準を定める最終規則を発表した。本規則はまた、2016年の年次規則に対する裁判所の差し戻しに対応し、2023年の再生可能燃料2億5,000万ガロンの追加数量要件を設定している。

本最終規則には、2023年、2024年、2025年におけるバイオ燃料の着実な増加が盛り込まれている。2007年エネルギー自立・安全保障法(EISA)には、2022年以降の法定数量が規定されておらず、EPAは本規則において、「設定」権限に基づき、全品目に対するバイオ燃料の最終数量目標を設定する。2022 年以降のバイオ燃料量を決定する際、EPAは、コスト、大気質、気候変動、これまでのプログラム実施状況、エネルギー安全保障、インフラ問題、商品価格、水質、供給など、法令に規定された様々な要因を考慮しなければならない。

【参照ページ】
(原文)Final Renewable Fuels Standards Rule for 2023, 2024, and 2025
(日本語参考訳)EPA、2023-2025年までの新再生可能燃料基準を発表

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