12月15日、国際的な貯蓄投資ビジネスであるM&G plcは、最近買収したインパクト投資ビジネスであるresponsAbilityが開始する、世界の食糧問題を対象とした2つの新しい投資戦略に2億ポンド(約331億円)を投資することを発表した。
アジアとラテンアメリカの2つの新しいインパクト投資戦略は、世界の健康的な食料の生産と供給、農村部の生活の改善、農業バリューチェーンにおける気候変動への耐性の確立を目的としている。
2003年に設立されたチューリッヒのresponsAbilityは、新興市場のプライベートデットとプライベートエクイティに投資し、ビジネスモデルが国連の持続可能な開発目標(SDGs)を直接支援する金融包摂、持続可能な食料、気候金融分野の企業に重点を置いている。
M&Gは2022年5月にresponsAbilityの買収を完了し、自社のインパクト投資能力を強化するとともに、国際的なフットプリントとアセットオリジネーション能力を強化することを目的とした取引を行っている。
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(原文)M&G feeds responsAbility’s impact investment strategies £200 million