4月12日、グローバルなオルタナティブ投資マネージャーであるApolloは、2025年末までにファンドのプライベート・エクイティ・ポートフォリオ全体で、マイノリティや女性が経営するサプライヤーに重点を置いた多様な支出を20億ドル(約2,682億円)達成するという新しい目標を発表した。

本目標は、Apolloが昨年初めに設定した多様な支出における10億ドル(約1,341億円)という目標をすでに上回っていることを明らかにしたものである。

Apolloの最初の目標額10億ドル(約1,341億円)の設定に伴い、同社はSupplier Diversity Programの開始も発表した。本プログラムでは、投資先企業と関わるための専門知識、サポート、リソースプラットフォームであるApollo Portfolio Performance Solutions(APPS)チームが投資先企業の調達チームと協力し、多様な支出の測定、多様な所有企業との提携拡大、サプライヤー・ダイバーシティ戦略やツールキットを導入する。

同社は、ADT、Novolex、Yahooを含むいくつかの投資先企業が昨年、多様な支出を大きく前進させ、10億ドル(約1,341億円)の目標達成に貢献したと報告している。

【参照ページ】
(原文)Apollo Fund Portfolio Companies Achieve $1B in Diverse Spend, Apollo Expands Target to $2B by End of 2025
(日本語訳)Apollo、Diverse Spendの目標額を20億ドルに倍増

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-9-5

    パナソニック、EV普及時代に向けたエネルギーマネジメント実証実験を開始

    8月22日、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社(以下「パナソニック」)は、大阪ガスマーケ…
  2. 2024-9-5

    SBTi、建築セクター向けに1.5℃シナリオに整合する脱炭素化フレームワークを発表

    8月28日、SBTi(Science Based Targets initiative)は、建築セ…
  3. 2024-9-2

    企業が持続可能性を推進するためのデータとAIの役割が浮き彫りに

    8月28日、キャップジェミニ・リサーチ・インスティテュートが発表した最新レポート「Data-Pow…
ページ上部へ戻る