10月17日、世界トップ50の資産運用会社で、世界最大のインフラストラクチャ・マネージャーであるMacquarie Asset Managementは、再生可能エネルギー開発・運営会社であるFalck Renewablesの統括会社Green Bidco SpAに対し、1億ユーロ(約146億円)の債務融資を実施したと発表した。
イタリアのミラノに拠点を置くFalckは、米国と欧州で風力、太陽光、廃棄物発電、バイオマス、エネルギー貯蔵プロジェクトなどの再生可能エネルギープラントを開発、所有、運営している。1.2GW以上の設備容量を持つ同社の現在のポートフォリオは、年間約55万トンのCO2排出を回避していると推定している。
本買収は、Macquarieが最近発表した、グリーンインフラとエネルギー転換に特化した投資プラットフォームであるGreen Investment Group(GIG)をMacquarie Asset Managementの一部として運営することを受けたもので、GIGの注力分野における機会や投資意欲が大幅に拡大していることを理由にしている。また、昨年、MAMは2040年までにネット・ゼロに沿ったポートフォリオ運用を行うことを発表している。
【参照ページ】
(原文)Macquarie Asset Management makes €100 million debt investment in renewable energy portfolio developer
(日本語訳)Macquarie、再生可能エネルギー開発企業ファルクを1億ユーロの融資で支援