Deloitte、サステナビリティと気候変動への対応力を強化する学習プログラムを開始

9月26日、グローバルなプロフェッショナルサービス企業であるDeloitteは、全世界の社員415,000人のスキルと能力を向上させ、気候やサステナビリティの問題に関する専門家の能力を高めることを目的とした、新しいグローバル・サステナビリティ&クライメート学習プログラムの開始を発表した。

新しい学習イニシアティブは、Deloitteのグローバル・サステナビリティ&クライメート・プラクティスから生まれた。Deloitteは昨年、同業務に10億ドル(約1,400億円)を投資し、クライアントをサポートし、サステナビリティ関連のニーズに対応するための能力・資産・サービスを強化する計画を発表した。同プラクティスは、クライアントの戦略の再定義、サステナビリティの事業への組み込み、税務・情報開示・規制要件への対応、組織やバリューチェーンの変革の加速を支援するものである。

新プログラムは、Deloitteが昨年開始した「ワールドクライメート」学習プログラムに続くもので、気候変動への貢献について社員の関心を高め、デロイトの気候危機への対応について情報を提供することを目的としている。初年度は30万人以上のプロフェッショナルがこのトレーニングに参加した。

【関連記事】デロイト、全世界の従業員を対象にClimate Learningを実施

Deloitteによると、サステナビリティ&クライメート学習プログラムは、バーチャルとデロイト大学のネットワークを通じて提供されるほか、業界シミュレーション、集中ブートキャンプ、オンボーディング、メンタリング、実務家ギルドなど、教育・経験・体験機会の組み合わせを通じて利用できるようになる。

【関連記事】デロイト、サステナビリティ・気候変動サービスへの約1,200億円の投資を発表

【参照ページ】
(参考記事)Deloitte launches Global Sustainability & Climate learning program
(日本語訳)Deloitte、サステナビリティと気候変動への対応力を強化するラーニングプログラムを開始

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  2. ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント

    2024-11-18

    ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント(再掲)

    サステナビリティ情報、非財務情報、ESGデータなど企業のサステナビリティの取り組みを示す情報は、投…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る