Amtrak、2045年までにネットワーク全体でネット・ゼロ・エミッションを達成することを約束

Amtrak、2045年までにネットワーク全体でネット・ゼロ・エミッションを達成することを約束

9月22日、米国の旅客鉄道事業者であるAmtrakは、2045年までに同社のネットワーク全体で温室効果ガス(GHG)排出量ネットゼロを達成するという新たなコミットメントを発表した。

Amtrakによると、最近成立した超党派インフラストラクチャー法の資金は、より持続可能な車両を調達し、古い資産を改善することで、目標達成に貢献するとのことだ。

Amtrakは、ネット・ゼロの目標達成に向けて、まずエネルギー効率を高め、次いで再生可能燃料やエネルギーの導入を図る取り組みを説明した。さらに、燃料電池、水素、バッテリー、その他のゼロエミッション技術などの分野を模索し、先進技術によってディーゼル燃料の使用量を減らすことを目指すという。

この新しいコミットメントは、Amtrakが最近行った、スコープ1と2のGHG排出量を40%削減し、2030年までにすべての電力をカーボンフリー電源に完全に移行するという公約に続くものだ。スコープ1の排出量は、このフットプリントの大部分を占め、主にディーゼル燃料の使用に起因するものである。

【参照ページ】
(原文)Amtrak Aims to Achieve Net Zero Greenhouse Gas Emissions by 2045

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  3. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る