9月22日、米国の旅客鉄道事業者であるAmtrakは、2045年までに同社のネットワーク全体で温室効果ガス(GHG)排出量ネットゼロを達成するという新たなコミットメントを発表した。
Amtrakによると、最近成立した超党派インフラストラクチャー法の資金は、より持続可能な車両を調達し、古い資産を改善することで、目標達成に貢献するとのことだ。
Amtrakは、ネット・ゼロの目標達成に向けて、まずエネルギー効率を高め、次いで再生可能燃料やエネルギーの導入を図る取り組みを説明した。さらに、燃料電池、水素、バッテリー、その他のゼロエミッション技術などの分野を模索し、先進技術によってディーゼル燃料の使用量を減らすことを目指すという。
この新しいコミットメントは、Amtrakが最近行った、スコープ1と2のGHG排出量を40%削減し、2030年までにすべての電力をカーボンフリー電源に完全に移行するという公約に続くものだ。スコープ1の排出量は、このフットプリントの大部分を占め、主にディーゼル燃料の使用に起因するものである。
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(原文)Amtrak Aims to Achieve Net Zero Greenhouse Gas Emissions by 2045