Mirova、エネルギー転換基金に約2,270億円を調達

Mirova、エネルギー転換基金に約2,270億円を調達

9月20日、サステナビリティに特化した投資運用会社Mirovaは、再生可能エネルギーと低炭素モビリティ分野に特化した、Mirovaの5番目の、そして圧倒的に大きなエネルギー転換インフラ株式ファンド「Mirova・エネルギー転換5(MET 5)」向けに16億ユーロ(約2,270億円)を調達したと発表した。

Mirovaは2021年2月にファンドを立ち上げ、当初10億ユーロ(約1,400億円)以上の資金調達を希望していた。 今回の発表は、1年半に及ぶ資金調達の締めくくりとなる。

本ファンドは、陸上風力・太陽光発電・水力発電・バイオガス・洋上風力発電所など、現在および新興のクリーンエネルギー技術や、電気自動車や水素の成長を支援する低炭素モビリティ分野に投資している。現在までに、フランス、ポーランド、ベルギーで6億ユーロ(約850億円)を投融資している。

本ファンドの特徴の一つは、これまでのエネルギー転換ファンドと比較して、地理的な分散が加わっていることで、ファンド資産の最大10%を欧州以外の地域で投資できるようになった。

【参照ページ】
(原文)Mirova completes record fundraising for its fifth energy transition infrastructure fund
(日本語訳)ミロバ、5番目のエネルギー転換インフラファンドで記録的な資金調達を完了

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る