9月12日、IKEA U.S.は、住宅用太陽光発電技術とエネルギーサービスを提供するSunPowerと共同で、カリフォルニア州で住宅用太陽光発電サービスの開始を発表した。
本サービスの開始は、IKEAの家庭用太陽光発電サービスの最新の市場拡大となる。IKEA Retailは2015年にホームソーラーを開始し、英国やドイツを含む世界11の市場でサービスを展開してきた。
同社は、2025年までに30市場でホームソーラーを利用できるようにすることを目標としている。今年初めに発表されたSunPowerとの協業は、IKEAによる米国での住宅用太陽光発電市場への参入を意味する。
本サービスでは、カスタマー・ロイヤリティ・プログラム「IKEA Family」のメンバーは、再生可能エネルギーを発電・貯蔵するSunPowerの家庭用太陽光発電ソリューションを、IKEAカリフォルニアの店舗とオンラインで購入できるようになった。SunPowerは、太陽光発電、エネルギー貯蔵、電気自動車(EV)充電の一連の組み合わせによる4つのパッケージを提供する。
本提携は、SunPowerが2月に発表した、B2B分散型電源に特化した商業・産業ソリューション事業のTotalEnergiesへの2億5000万ドル(約355億6,693万円)の売却に続くもので、住宅市場に特化した事業展開となる。
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(参考記事)IKEA, SunPower Launch Home Solar Offering in California, USA