EY、カナダのESGコンサルティング会社AFARAを買収

EY、カナダのESGコンサルティング会社AFARAを買収

9月6日、EYは、サステナビリティ・コンサルティング会社であるAFARAの買収を発表し、ESG能力の深化とクライアントによるエネルギー転換の支援を目的とした。

AFARAは、カルガリーとトロントにオフィスを構え、学際的なコンサルタントチームとともに、公共機関や民間企業が持続可能なパフォーマンスを持続的に向上させるためのソリューションを提供している。AFARAは、EY-Parthenonの戦略コンサルティング業務に参加し、クライアントが増大するESGの課題に対処するのを支援する。

本買収は、EYが自社のESG能力と専門性を高めるために動いている中で行われた。EYは、昨年発表した一連のサステナビリティ目標の一環として、クライアントが収益性の高い脱炭素ビジネスを実現するためのサービスやソリューションに投資し、その他のサステナビリティに関する課題や機会に対する解決策を提供することを約束した。今年初めには、ハルト・インターナショナル・ビジネススクールと共同で、312,000人の全従業員を対象に、サステナビリティに関する完全公認の修士課程を無償で提供するプログラムを発表している。

【参照ページ】
(原文)EY Canada acquires sustainability consulting firm, AFARA
(日本語訳)EYカナダがサステナビリティ・コンサルティング会社「AFARA」を買収

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. TNFD開示の準備は万全?2025年の開示ポイントと追加対応を徹底解説

    2025-3-19

    TNFD開示の準備は万全?2025年の開示ポイントと追加対応を徹底解説(再掲)

    ※本記事は、2025年2月に発行した記事に「自然移行計画」の概要を追記・編集し再掲したものです。 …
  2. GXの全貌と実務への影響~企業が今取り組むべき脱炭素戦略

    2025-3-18

    GXと実務への影響~企業が今取り組むべき脱炭素戦略

    GX(グリーントランスフォーメーション)は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた日本政府の…
  3. 2025-3-17

    環境省、自然再生基本方針変更の閣議決定を発表

    2月28日、自然再生推進法第7条第3項に基づき、自然再生基本方針の変更が閣議決定された。また、令和…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る