5月9日、BNPパリバ・アセット・マネジメント(BNPP AM)は、「BNPパリバ サステナブル・アジア・シティ債」ファンドの運用開始を発表した。本ファンドは、アジアにおけるサステナブルな都市設計がもたらす数十年にわたる成長機会へのアクセス提供を目的とした新しいインカムファンドである。
BNPP AMによると本ファンドは、SFDR第9条に分類される、市場初のアジアにフォーカスした債券戦略である。
BNPP AMは、新ファンドは地域別・テーマ別戦略へのアクセスを投資家に提供すると同時に、都市化の進展、気候変動の影響、包括的成長といった課題に対応したサステナブルなアジア都市の推進に貢献すると述べている。
本ファンドのポートフォリオ選択プロセスは、2つのアプローチに分かれている。1つはクリーン交通、再生可能エネルギー、医療インフラなど、サステナブル・シティに関連するプロジェクトや活動に投資する、サステナブル・ラベル債への投資である。もう1つは、スマートグリッド技術に直接寄与する事業から収益の20%以上を得ているESG審査対象発行体や不動産開発業者など、サステナブル・シティに貢献する発行者の債券への投資である。
【参照ページ】
(原文)BNP Paribas Asset Management launches first sustainable thematic Asian fixed income fund
(日本語訳)BNPパリバAM、アジアにおけるサステナブル・シティファンドを設立