マニュライフ、欧州で「グローバル気候変動対策ファンド」を立ち上げ

 

9月5日、マニュライフ・ファイナンシャルのグローバルな資産運用ビジネスであるマニュライフ・インベストメント・マネジメントは、欧州の機関投資家向けに「マニュライフ・グローバル・ファンド-グローバル気候変動対策ファンド」の立ち上げを発表した。

マニュライフ・インベストメント・マネジメントのファンダメンタル株式チームの責任者であるパトリック・ブレイズによると、本ファンドの発売は、気候変動対策を測定し重視する投資ソリューションに対する欧州の投資家の需要の中で行われたものである。

欧州での発売は、マニュライフが昨年カナダで導入した「グローバル・クライメート・アクション」戦略に続くもので、パリ協定と科学に基づく目標に基づく選択プロセスを活用し、気候変動に積極的に貢献している企業に投資するものです。各企業は、マニュライフのESGチームにより気候変動対策や環境リスクの評価を受け、ファンダメンタル株式チームのファンダメンタル分析および銘柄選定プロセスに統合されている。

本ファンドは、SFDR規制の第9条(持続可能な投資目的を持つ商品)に分類されている。

【参照ページ】
(参考記事)Manulife Investment Management launches Global Climate Action Fund in Europe to help meet increasing demand for sustainable investment solutions that tackle climate risks

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. 2024-4-18

    オーストラリア裁判所、グリーンウォッシュ訴訟でバンガードに有罪判決

    3月28日、オーストラリアの連邦裁判所は、バンガード・インベストメンツ・オーストラリアが、同社のE…
  2. 上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    2024-4-15

    上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    4月に発表した、投資データ・リサーチプロバイダーであるMSCIの新しいレポートによると、世界の上場…
  3. SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    2024-4-15

    SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    4月9日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ(SBTi)は、企業の環境持続可能な行動を気候変…

アーカイブ

ページ上部へ戻る