マニュライフ、欧州で「グローバル気候変動対策ファンド」を立ち上げ

 

9月5日、マニュライフ・ファイナンシャルのグローバルな資産運用ビジネスであるマニュライフ・インベストメント・マネジメントは、欧州の機関投資家向けに「マニュライフ・グローバル・ファンド-グローバル気候変動対策ファンド」の立ち上げを発表した。

マニュライフ・インベストメント・マネジメントのファンダメンタル株式チームの責任者であるパトリック・ブレイズによると、本ファンドの発売は、気候変動対策を測定し重視する投資ソリューションに対する欧州の投資家の需要の中で行われたものである。

欧州での発売は、マニュライフが昨年カナダで導入した「グローバル・クライメート・アクション」戦略に続くもので、パリ協定と科学に基づく目標に基づく選択プロセスを活用し、気候変動に積極的に貢献している企業に投資するものです。各企業は、マニュライフのESGチームにより気候変動対策や環境リスクの評価を受け、ファンダメンタル株式チームのファンダメンタル分析および銘柄選定プロセスに統合されている。

本ファンドは、SFDR規制の第9条(持続可能な投資目的を持つ商品)に分類されている。

【参照ページ】
(参考記事)Manulife Investment Management launches Global Climate Action Fund in Europe to help meet increasing demand for sustainable investment solutions that tackle climate risks

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る