Longevity Partners、東京にアジア本部を開設

9月6日、ESGアドバイザリーファームであるLongevity Partnersは、アジア太平洋地域の本部となる新オフィスを東京に開設したことを発表した。Longevity Partnersは、本オフィスが、急速に進化する顧客のニーズに適合し、地域全体でパートナーの脱炭素化努力をよりよく支援することを目的としていると述べている。

日本オフィスの開設は、Longevity Partnersにとって世界で9番目のオフィスであり、2021年に7年連続で収益が倍増するなど、急成長を続けていることを受けてのことである。過去2年間で、Longevity Partnersはチームを28名から170名に拡大し、今年に入ってからは70名以上の専門家を雇用している。また、気候変動への対応、バリューアットリスク、グリーンファイナンス、社会的インパクト、ネット・ゼロカーボンポートフォリオマネジメントなど、一連の新サービスを開始した。

Longevity Partners創業者兼グローバルCEOのエティエンヌ・カデスタンによると、新しいアジア本社の立ち上げは、この地域における「素晴らしい顧客需要」に応えるものであり、今後数年のうちに東京オフィスで100人以上を雇用したいとしている。

新オフィスは、Longevity Partners日本・アジアの新しいカントリー・ディレクターである河合建武が率いる。川合は、東京に拠点を置く物流不動産に特化した投資顧問・資産運用会社であるセンターポイント・ディベロップメントから入社する。

【参照ページ】
(参考記事)Longevity Partners Opens Asia Headquarters in Tokyo, Japan

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