AXA IM、気候変動・生物多様性関連ファンドを含むアクティブETFプラットフォームの提供を開始

 

9月6日、AXA IMはアクティブ戦略と責任投資に特化した新しいETFプラットフォーム「アクサIM ETF」の提供開始を発表した。

本プラットフォームは、気候変動と生物多様性をテーマとする2つの国連SDGsに沿ったETFで導入される。本ファンドは、SFDR規制の第9条に分類され、環境にポジティブで測定可能な影響を与えることと、長期的な財務的成長を実現することの2つを目的としている。

AXA IMによると、本プラットフォームは、同社の強みである責任投資、テーマ投資、定量投資へのアクセスを投資家に提供するとともに、ETF構造の流動性と透明性を強化することを目的としているという。

新プラットフォームの提供開始と同時に、AXA IM は、ブリューク・ルシャールを ETF キャピタルマーケッ ト部門の責任者に任命したことも発表した。ルシャールは、ユーロネクストに7年間勤務し、直近ではETFの責任者を務めた後、AXA IMに入社する。ユーロネクストの前は、カラックス・インスティチューショナル・ファイナンシャル・ブローカーでETFセールストレーディングの共同責任者を務め、ソシエテジェネラルCIBではETFおよびプログラムトレーディングのチームに所属していた。

【参照ページ】
(原文)AXA Investment Managers launches an ETF platform with a focus on Active Management and Responsible Investment
(日本語訳)AXA IM、気候変動・生物多様性関連ファンドを含むアクティブETFプラットフォームの提供を開始

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…

ピックアップ記事

  1. 2025-9-16

    セブン&アイHD、TCFD・TNFD統合開示を公表 財務インパクトの試算と自然資本分析も深化

    9月8日、セブン&アイ・ホールディングスは、「気候・自然関連情報報告書―TCFD・TNFD統合開示…
  2. ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    2025-9-15

    ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-9-12

    ISOとGHGプロトコル、温室効果ガス基準を統合へ 世界共通言語の構築目指す

    9月9日、ISO(国際標準化機構)とGHGプロトコルが、既存のGHG基準を統合し、新たな排出量算定…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る