NZAM再始動 250社超が新コミットメントに署名

2月25日、ネットゼロ・アセットマネジャーズ・イニシアティブ(NZAM)は正式な再始動を発表し、更新されたコミットメント声明に世界の資産運用会社250社以上が署名した。再始動は、気候関連の金融リスクと機会への対応を重視する投資家の継続的な支持を示すものと位置付けられている。

NZAMは、資産運用会社がネットゼロ目標や実施方法を自主的に公表するための国際的プラットフォームである。署名機関は独自に目標を設定し、戦略を策定し、進捗を年次報告する仕組みを採る。

今回の再始動では、設立から5年を経た戦略レビュー(6か月間)の結果を踏まえ、コミットメント声明を改訂した。新声明はパリ協定の目標との整合性を維持しつつ、各地域の制度環境の違いを踏まえた包括的な内容となった。依存関係や制約に関する説明を明確化し、行動項目を10項目から7項目へ整理することで、実務上の実行手段を明確にした。

また、資産保有者コミュニティからも支持が示され、総額3.7兆米ドル超の資産を代表する50以上の資産保有者が、資産運用会社に対しNZAMへの参加を呼びかけた。声明は、本枠組みが投資戦略のベストプラクティスを導く原則と整合すると指摘している。

NZAMは、気候目標の公表と実施支援、比較可能な情報開示による市場での差別化、受託者責任への統合、エネルギー転換に伴う投資機会の獲得といった利点を提供するとされる。既存の目標は有効とされ、未完了の目標設定については今後12か月以内の開示完了に向け支援が行われる。

本イニシアティブは、ネットゼロ排出目標に沿った投資を支援する自主的枠組みであり、低炭素経済への移行に伴うリスク管理と機会の把握を通じ、受益者と顧客の長期的利益への対応を目的とする。

(原文)Net Zero Asset Managers Initiative Relaunches with Global Investor Backing and Updated Commitment
(日本語参考訳)ネットゼロ資産運用会社イニシアチブが世界的な投資家の支援と新たなコミットメントで再始動

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