マイクロソフト、Rainforest Builderと最大180万トンの炭素除去クレジット長期契約

2月24日、西アフリカで熱帯林再生事業を展開するRainforest Builderは、シエラレオネの大規模生態系再生プロジェクト「Project Buffalo」に関するオフテイク契約を、マイクロソフトと締結したと発表した。契約に基づき、Rainforest Builderは今後15年間で最大180万件の炭素除去クレジットをマイクロソフトに供給する。単一プロジェクトとしては、アフリカで公表された中でも最大級の炭素除去オフテイク契約の一つだという。

「Project Buffalo」は、劣化したコミュニティ所有地1万5,000ヘクタールに1,000万本超の植林を行う計画である。2023年以降、すでに180万本以上を植樹している。対象地域のアッパーギニア森林は世界有数の生物多様性ホットスポットであるが、これまでに90%以上が失われたとされる。哺乳類種数は世界のホットスポットの中でも最多水準で、多くの固有種や絶滅危惧種が生息するが、原生林は国土の1%未満にまで縮小している。プロジェクトは新たな保護生息地を創出し、バイオマス損失の回復と生物多様性の向上を目指す。

地域経済への波及効果も大きい。2025年には1,200人を直接雇用し、事業拡大に伴い雇用増が見込まれる。小規模農家支援、道路整備、コミュニティ開発基金などの利益分配プログラムも設けている。

2022年設立のRainforest Builderは、シエラレオネ、ガーナ、ギニアで事業を展開し、従業員は2,500人超。2040年までに100万ヘクタールの森林再生を目標に掲げている。今回の契約は、アフリカの炭素市場の発展と森林生態系の回復を後押しする動きとして注目される。

(原文)Rainforest Builder Sells 1.8 Million Carbon Removal Credits to Microsoft from Project Buffalo in Sierra Leone over 15 years
(日本語参考訳)熱帯雨林建設業者が、シエラレオネのバッファロープロジェクトから15年間で得られた180万の炭素除去クレジットをマイクロソフトに販売

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