コカ・コーラ・ヨーロッパパシフィック パートナーズ、ラボバンクとサステナビリティに連動したサプライチェーンファイナンスプログラムを設立
8月17日、コカ・コーラ・ヨーロッパパシフィック・パートナーズ(CCEP)は、食品・農業専門銀行であるラボバンクが組成・運営するサステナビリティ連動型サプライチェーンファイナンスプログラムを新たに導入した。
本プログラムは、ESGパフォーマンスを向上させたサプライヤーにインセンティブと報酬を与え、2040年までにネット・ゼロを達成し、2030年までにバリューチェーン全体の温室効果ガス(GHG)排出量を30%削減するというCCEPの目標を支援する。
CCEPの排出量の90%以上は、そのサプライチェーンに起因している。本プログラムでは、EcoVadis(企業の持続可能性格付けの大手プロバイダー)の評価を通じ、サプライヤーが総合的なESG評価を向上させるためのKPIを設定する予定である。
本プログラムは、まずドイツで開始され、将来的には、他のヨーロッパ諸国、オーストラリア、ニュージーランドのCCEPのサプライヤーにも拡大する。
CCEPはまた、ラボバンクの社会的インパクトファンドであるラボバンクと提携し、インドネシアにおける農家プログラムの1つを支援する。本プログラムは、持続可能な手法と農業投入物の導入を促進し、収量を増やして長期的な経済力を向上させることを目的としている。
【参照ページ】
(原文)Coca-Cola Europacific Partners establishes sustainability-linked Supply Chain Finance Programme with Rabobank
(日本語訳)コカ・コーラ・ヨーロッパパシフィック パートナーズ、ラボバンクとサステナビリティに連動したサプライチェーンファイナンスプログラムを設立